私は2万人の応募者の中から就活を勝ち抜き、大手金融機関に入社した営業マンです。
一度就活に失敗し、就職留年しました。
今回の記事では以下のようなお悩みについて回答します!
- ・コロナの影響で就職できないかも。どうしよう・・・
・留年しても就職できるのかな?
・そもそも就職浪人か就職留年どっちを選ぶべきだろう?
・就職氷河期でもうまくいく人は何をしてるのだろうか?
こういった悩みに回答していきます。
また私の経験をもとに、コロナ後の就活や生き方を勝ち抜くための必要な方法やマインドについても解説します。
ではいってみましょう!
おしながき
就職留年をしても次の就活に問題はないのか?
結論、就職留年しても次の就活には全く影響ありません。
下記の図をみてください。国内の人事採用担当者200名からヒアリングしたアンケート結果です。
質問は「留年をすることが新卒採用の選考にどれだけの影響を与えるか」です。
図.「就職留年」は新卒採用の選考にどのような影響が働くか?
留年が就活にネガティブに働くと答えた人事採用担当者はわずか10%強という結果でした。
つまり「就活留年」が新卒採用に影響する可能性は極めて低いということです。
コロナの影響で志望業界の就活に失敗したり、出遅れて就活がうまくいってない人、絶望してる人がたくさんいると思います。
でも安心してください。学生の皆さんには留年という安全パイな選択肢が用意されているのです。
前代未聞の状況です。焦って無理に就活してブラック企業に就職したり、興味のない仕事に就く必要など全くありません。
今はしっかりと自分の将来を考える絶好の機会なのです。
就職浪人と就職留年、何が違う?
就職留年と就職浪人の大きな違いは下記のとおりです。
- 「新卒採用」「中途採用」という採用枠が変わる
- 「新卒採用」の方が採用枠が圧倒的に多い
- 就活面接時、"留年"は理由を問われない
一見、就職浪人はコスパがいいように感じますが、就活の局面では決定的な違いが発生します。
それは「新卒採用」になるか「中途採用」になるかの違いです。企業にとってこれは大きな採用基準となります。
企業は新卒採用と中途採用を明確に分けていて、もちろん新卒採用の方が採用枠も応募基準も広いのです。
次年度改めて就活リベンジを果たそうとするならば、就職浪人よりも就職留年をする方が圧倒的に有利なのです。
就職留年を決意したら迷わず「休学」しよう!
・留年って簡単に言うけどそんなにホイホイとできないよ。
・恥ずかしくて親や友達に相談できないよ。
・授業料だってかかるしどうすんのさ。
留年をする上で一番リスクが少なくする方法があります。それは、留年と同時に「休学届を出すこと」です。
休学届を出せば国公立の大学なら一年間の授業料はかからないし私立でも20万円程度の学費で済みます。
なにより学校に行かなくて済むので自分のために時間をフルに使えます。
だけど「これで一年間就活を先延ばしできた!」といってまた遊んでしまったら意味がありません。
せっかくゲットした黄金の一年間。これをどう生かすかであなたの一生が変わるといっても過言ではないのです。
かくいう僕も実際に就職留年・休学をして海外留学をしました。
本記事では私が経験した具体的な休学と海外留学の流れについても説明します。
休学して大手内定をもらった僕の経験談(この時期は『休学』がベスト!)
僕は休学・留学をして大手から内定をもらった
僕は休学期間にイギリスに留学しました。
ここでは休学・留学をして大手から内定をもらった僕の経験談を順番に説明していきます。
就活失敗から成功までの道のり
下図は僕の就活成功までの道のりです。俗にいう"就活勝ち組"のパターンと並べて示します。
僕がどのような道のりを経験したのかイメージしやすいと思います。
就活失敗期間(Aの期間)
- 就職する気が全く起きず現実逃避を続ける
- OB訪問、インターン全くせず
- 案の定、就活はことごとく失敗する
僕は就活を舐め腐っていたのでOB訪問もインターンも一切せずいきなり就活に臨みました。
万一の場合は学校推薦枠もあったので「何とかなるさ!」と思い込んでいたのでしょう。
何も準備しないまま就活に臨んだので当然連戦連敗。全く内定がもらえず焦りに焦りました。
休学・留学期間(Bの期間)
- 留年、休学を決意
- 休学して念願であった海外留学をする
- 5月に休学届を出し、海外留学手続きをとる
- 6月にイギリスに語学留学
- 翌年2月に帰国
連戦連敗が続き嫌気がさした僕は、次第に「いっそのこと留学するか!」と思うようになりました。
理由はもともと海外志望が強かったこと。あとはうまくいかない就活から現実逃避したかったこと。
「長い人生の中の一年だ。このままダラダラ就活するより、一度リセットして一生思い出に残る経験をしよう!」
そう思ってイギリス留学を決意しました。本格的に留学を決めたのは5月に入ってからです。
意外と知られていない休学術を書いておきましたので参考にしてください。
意外と知られていない休学術
✔私は就活を5月末まで続けていたので、下期+上期の一年間を休学申請した
✔結果、無駄な学費の出費をせずに休学ができた
イギリス留学は本当に素晴らしい経験でした。
留学で得られたことは以下のとおりです。これらの経験は就活に大きな影響を与えてくれました。
再就活の期間(Cの期間)
- 帰国してすぐさま就活に再チャレンジ
- インターンはできず、OB訪問はたった1名
- 大手企業を中心に15社エントリー
- 3月中旬までに本命含め5社から内定をもらう
- 早々に就活終了し、二年越しの就活を大成功で終わらせる
次の就活が始まる2月にイギリスから帰国し早速就活準備を始めました。
留学する前は全く乗り気でなかった就活も、留学を経験して驚くほど前向きに取り組めるようになりました。
留学を通して以下のような希望やマインドを持てるようになったからです。
✔何事にも前向きに取り組む意欲が沸いた
✔自信がついて堂々とするようになった
✔自分の不安を相談できる友人ができた
✔世界中の友人が一緒に頑張っているという共同意識が芽生えた
特に「自信がついて堂々とするようになった」というのは大きな効果でした。
一人で海外で生活するとハプニングやトラブルの連続です。留学すると色んなことに耐性ができてちょっとしたことにも動じなくなるのです。
就活が成功したのは間違いなく留学をしたからと断言できます。私にとってはそのくらい大きな成功体験でした。
休学・留学をしたことで就活面接官からどんな目で見られたか?
活発で意欲的な学生だと思われました。
少なくともいずれの企業からも、
「なぜ休学したんですか?」
「留学なんて意味がありますか?」
「TOEICのスコアはどのくらい上がりましたか?」
などネガティブな質問は一度も聞かれませんでした。
むしろ留学時代の経験や失敗をベースに個性ある面接トークをすることができました。
留学前とくらべて結果は歴然。大手企業から次々と内定をもらうことができたのです。
留学で身に付いた意欲や自信が就活面接官に伝わったのです。
実際僕が成功した就活術をまとめた記事は下記になります。合わせてご覧ください。
休学してるときに考えること
本来の「目的」と「未来」を考えよう
休学を有効に生かすために、まずの本来の目的と未来について今一度考えてみましょう。は?
楽しく過ごせること?
お金持ちになること?
充実した仕事をすること?
安定した給料をもらうこと?
あなたが思い描く未来は何ですか?
あなたが大切にする価値観は何でしょうか?
「仕事は辛くて当然!」
「天職なんてあるわけないよ。」
「みんな同じレールを歩いてるのさ。」
こんな意見は古い話です。
古い大人の意見は無視して、本当にあなたがなりたい未来を考えましょう。
・ベンチャー企業を立ち上げて世の中を大きく変えたい!
・自分のブランドを身につけてインフルエンサーになりたい!
・将来は世界中を旅しながらパソコン1台でフリーで働きたい!
・大好きな映画をとことん極めて評論家になりたい!
・大金持ちになって楽して悠々自適に暮らしたい!
答えは何でもいいです。あなたの心に正直になることが大切です。
やりたいことが決まれば目的が決まったことになります。
あとは目的を具体化するための方法を調べて、行動するのみです。
本当に就職することが最善の策なのか?
本来の目的と未来をじっくり考えると、ふとこんな疑問が出ると思います。
「果たして就職する必要あるのだろうか??」
就職なんてしなくても、今すぐできることは無限にあるからです。
自分で起業したいと思っている人。今すぐ起業しちゃってもいいと思います。
もしくはベンチャー起業にインターンして起業のイロハを早く学べば将来に役立ちます。
世界中を旅しながら生活したい人。フリーランスでも稼げるようなスキルを身につけましょう。
ブログ、プログラミング、デザイン、ライティング、その他・・・この力をつけて世界のどこにいても稼げるスキルがまず大切です。
稼ぐ力が身に付けば、世界中どこにいても生活できます。
大好きな趣味を仕事にしたい人。休学しながらその世界に飛び込んじゃいましょう。
映画が好きなら映画会社とか出版会社、デザインが好きならアトリエ事務所など。
好きなモノにどっぷり浸かって、専門を吸収しましょう。
そしてSNSやブログで発信し、あなたの価値観を上げていきましょう。
気づいたと思いますが、そもそも就職しなければ出来ないことって意外と少ないものです。
将来に価値の産まないバイトはさっさと辞めて、あなたの未来につながる自己投資をすぐに始めてください。
個の時代に備えろ! -コロナ後でも勝ち組になれる人のマインドとは?-
世の中は大きな転換点を迎えます。
そして間違いなく「個の時代」がやってきます。頑張れば誰もが主役になれる時代がやってくるのです。
自分のブランドを身につけ希少性を高め世の中に発信できる人が、コロナ後でも勝ち組になれる人です。
では具体的にどうすれば個の力やブランドを身につけられるのか、解説していきましょう。
- 「自分らしさ」「自分の良さ」を見つけよう!
- 自己投資をしよう!
- 個の力を伸ばせる業界や会社を研究しよう!
- 最終的には「個」で立ち上がろう!
「自分らしさ」「自分の良さ」を見つけよう!
世の中の多くの人が「自分らしさ」に気づいていません。
「自分らしさ」に気づいていないので、自分が何をやりたいのか?が分からないのです。
個の力を伸ばすためには、自分にとって好きなことを磨くことが一番の近道です。
なぜなら好きなことや興味があることは"没頭できる"からです。没頭できるのでライバルと差別化ができます。
「自分らしさ」や「自分の良さ」を見つける具体的な方法を書いた記事がありますので是非こちらにも目を通してください。
親から言われたり周りがそうしているからといって興味がない企業で漫然と過ごす時代はとっくに終わりました。
自分らしさに早く気づいて勝ち組になるための準備を始めましょう。
まずはしっかりと「自分らしさ」「自分の良さ」について深掘りしてください。
コロナで時間ができた今絶好のチャンスです。
自己投資をしよう!
「自分らしさ」が整理できたら自己投資をしてください。
今や何でもネットオンラインで学べる時代です。学びたいと思えば今すぐ何でも学べます。
英語でもいいし、プログラミングでも得意な趣味でもいいと思います。
とにかく没頭できてライバルと差別化できることに思いっきり自己投資してください。
自己投資することで個のスキルが伸び、延いては大手から採用される人材になれます。
例えば僕は現役サラリーマンですが仕事をしながらこのブログを書いています。
もちろんブログの素人でしたし不安しかありませんでした。
ですが、とても興味があったのでUdemyという動画学習サイトから学んでブログ作りを始めました。
最初は苦難の連続でしたが、今ではブログ作成が楽しくなり、常にブログのことを考えるようになりました。
ブログが無い生活が考えられないほどです。
皆さんも早く自己投資し、自分らしさを伸ばせるスキルを身につけてください。
個の力を伸ばせる業界や会社を研究しよう!
自分らしさと自己投資の道筋が見えたら、スキルを伸ばせる業界や会社はどこなのか?と考えてください。
個の力が伸ばせる業界が明確で、自己実現できる会社が大手であればそれはベストの選択と言えます。
なぜなら大手は研修制度や社内リソースが豊富に揃っているからです。
ここで大切なのは、「自分のスキルを伸ばすために大手に入って会社を思いっきり活用してやろう!」というマインドを持つことです。
自分の描く目標があって、目標達成のために大手を足掛かりにする、というマインドが非常に重要となります。
目標が明確な人は自分主体で物事を考えます。
軸があるので、多少の失敗や不利な状況に置かれても動じませんし、何事も自分の責任で決めていきます。
こういった人材こそ大手は欲しがるのです。
最終的には「個」で立ち上がろう!
スキルが身について自分ブランドを確立できるようになったら、転職・起業して組織から独立すべきです。
組織の歯車のままでは自分のやりたいことは100%できません。
転職するなら、今まで以上に自分のスキルを伸ばせる会社に転職しましょう。
また副業ができる転職先がいいと思います。
本業で学んだスキルを副業にも生かして情報発信する
副業を生かしてサラリーマン起業してみる
個を前面に押し出してブランドを成長させていく
そういった戦略が大切です。
そして最終的には起業独立して自分ブランドとビジネスを確立させましょう。
もちろん「絶対会社は辞めなさい」と言っているのではありません。
満足する仕事ができているならば組織で活躍し続けるのもいいかもしれません。
ですが、常に「自分のスキルがレベルアップしているか?」「付加価値はついているのか?」を意識し続けてください。
また組織では『自分が社長だったらどうするか?』という起業家目線で仕事をしてください。そういった人は自ずと組織でも頭角を現します。
要は自分を主体に置いて物事を考えるということです。
間違っても「会社にしがみつく」という発想だけは持たないことです。
もし今僕が就活生だったらどうするか
1さっさと休学する
今の段階で自分の希望する内定がなければさっさと休学しましょう。
早く時間を確保して、次年度のために戦略を描いた方がよっぽど有意義な時間を使えます。
2「自分らしさ」を見つける
本記事内で説明したとおりです。
早く「自分らしさ」をしっかり考えて自分の進むべき方向性を固めましょう。「自分らしさ」を見つけるための具体的な方法を以下の記事で詳細に説明していますので改めてリンクを紹介します。
3スキルを身につけて起業家マインドを養う
僕の興味
- 英語
- ブログ
- プログラミング
- AIテクノロジー
- 金融リテラシー、投資全般
僕が今就活生だとしたら、留学してプログラミングを学びます。
今の時代、留学して英語を学びながらプログラミングを学ぶスクールはたくさんあります。
例えば、kredoなんかは有名ですね。
そして忘れてならないのは自分のブログを作ることです。
なぜなら今やブログは個人ブランドを構築するための絶対欠かせない必須ツールだからです。
ブログの作り方は以下のudemyなどでいくらでも学べます。
ブログを作って、留学とプログラミング経験をどんどん発信します。
またブログはストック型の資産なので、どんどん収益化を図ります。
ブログの収益化が加速すればあなたは既に立派に起業していることになりますし、自分のビジネスがあればとんでもない自信がつきますよね?
留学、プログラミングそしてブログ。
休学期間の間にこの3つに思いっきり投資して自分の成長を加速させていきます。
限りある休学期間を自分のスキル向上のために思いっきり生かすのです。
4就活準備をする
同じ失敗をしないように就活準備もしっかり行います。
ただ就活準備といっても留学、プログラミング、ブログに注力していますので、インターンやOB・OG訪問はできませんし、それで構わないと思います。
とにかく自分の興味のある英語、プログラミング、ブログのスキルを徹底的に伸ばします。
そして就活本番。
- 営業やコミュニケーション能力が高い
- プログラミングスキルが高い
- ブログで自分ビジネスも構築している
この3スキルを全面に押し出して就活に臨みます。
これだけの素養をもっていればどの会社からも引く手あまたなのは間違いありません。すぐ内定をもらえることでしょう。
もしくは就活などせずに自分でさっさとビジネスを立ち上げてしまうかもしれませんね(笑)
5就職先が決まったらまた留学する
おまけですが、就職内定先が決まったらまた留学すると思います。
日本でダラダラと時間を持て余している余裕はないからです。
また、学生時代ほど時間にゆとりがある時期はないからです。
英語をもっと学んだり、新しいビジネス構想を巡らせたり、刺激的な仲間をどんどん増やします。
きっと大学卒業ギリギリまで留学していることでしょう。
まとめ -わくわくドキドキする時代が必ずやってくる!-
- 就職留年や休学は就活に全く影響しない
- どんどん留学して人間の幅を広げよう
- コロナ後の就活には戦略が必要
- ピンチはチャンス!来たるべき「個の時代」の準備をしよう
コロナという前代未聞の事態で世の中はパニックになっています。多くの人が不安に襲われています。
ですが「ピンチはチャンス」という言葉があります。こんな世の中だからこそ、あなたは自分の軸をつくって手を打っていくのです。
今の時代あなたの意思さえあれば何でもできます。
コロナ後に勝ち組になれるかなれないかは『行動できるか・できないか』がすべてになってきます。悩んでいる暇はありません。
さぁ、今日から行動しましょう!
他人が貪欲になっているときは警戒しよう。他人が警戒しているときは貪欲たれ。
投資家 ウォーレン・バフェット